目の前のケーキを食べるべきか、我慢して美しい体を手に入れるべきかそれが問題だ

前回の記事から5日も経ってしまった・・・。

うん、人間の意志とは何と弱いことか。

 

ま、でも私は超ポジティブ思考者なので、

出来なかったことを攻めるより再開したことを褒めて、

とりあえずの目標30日に到達しようと思う。

 

さて、昨日は雨の中2度目となる読書会に参加してきた。

何だか前回よりはテンションが上がらなかったのは、

私の体内バランスのせいということにして。

 

今回私が紹介したのは『選択の科学 ーシーナ・アイエンガー

選択の科学

 

実はこの前に

アンシンク UNThink 眠れる創造力を生かす、考えない働き方

を紹介しようかと前日に購入&読破したのだが、

どうも私にはしっくりこなかったので急遽本を変更。

読みかけのまま放置してた『選択の科学』を一気に読み上げた。

必要に迫られると集中できる不思議・・・。

 

さて、―選択。

私たちは朝起きて食べるもの、着るものといった些細なことから、

彼と付き合うかどうか、iPadを購入するか否かといった少し大きな決定、

また大学をどこにするのか、就職先はどうするのかなどといった重大な決断まで、

1日に約70個もの選択をしているそうだ。

 

しかし、実際にその選択が最善の形でなされていたか?

という問いかけをしている人はどれ程いるだろうか。

 

後悔して嘆くことはあっても、

次の選択にそれを活かせる人は少ない。

 

出来るだけ最良の選択をする為には、私たちの癖を知るべきだ。

 

私のお気に入りの癖の1つは「マシュマロテスト」。

これは人間の性質を端的によく表していると思う。

 

あなたは4歳の子供。

目の前には大好きなマシュマロが1つ。

 

知らないおじさんがあなたにこう言う。

「このマシュマロを1つ君にあげよう。

 ただし僕が戻ってくるまで食べてはいけないよ。

 もしそれまで我慢できたらご褒美にもう1つマシュマロをあげよう!

 でもどうしても我慢できなくなったらこのベルを鳴らして。

 その時は、この1つのマシュマロだけを食べれるよ。」

 

あなたは迷うだろう。

今すぐにでもその大好きなマシュマロを食べたい!

でももう少し(いったいどれ位でおじさんは戻ってくるのかな?)で2つも手に入る。

それまで我慢すべきだ・・・。

いや、でも”今”食べたい!!

 

子供が待てる時間は平均3分。

いや、子供をバカには出来ない。大人だって本質は変わらない。

私たちは未来の価値より今の価値に重きを置く癖を持っているのだから。

 

さて、上記の実験で待てる時間を伸ばすにはどうすればよいか?

答えは簡単。

マシュマロの上にそっと布をかけて、

後ろに楽しいおもちゃをいっぱい置けばよい。

 

私たちも今の1つのマシュマロではなく、

未来の2つのマシュマロを手に出来るようこの実験から学ぶべきだ。

 

と最近節約という目標から遠ざかり散財しかけている自分への戒めとして。

 

 

 

4月22日/13日目達成。