30分あなたの為に働くからビール1杯おごって!

節約本は世の中に何万とあるが、

実際のところ実現するのは難しい。

 

無欲の状態など人間には不可能であるし、

欲のない人間なんてもはや廃人だ。

 

しかしそれでも未来の自分のことを考えれば、我慢も必須。

 

そこでお金を媒介しない思考が良いのではないかと考えついた。

 

お金、それは交換の手段であり、価値の尺度・保存という機能をもつ。

確かに便利なものを祖先は考えついたものだと感心するが、

単なる数字の羅列は価値の尺度を歪めているのではないか。

 

例えば、居酒屋で頼む生ビール中ジョッキ=500円。

たったのワンコインと感じてしまうがこう考えてはどうだろうか。

 

居酒屋で頼む生ビール中ジョッキ=30分の労働分。

 

時給によって勿論異なるが計算のしやすさから時給1,000円で考えてみる。

 

ビール1杯の為に、30分働こうと思うだろうか?

 

外食のランチ代=1時間の労働分。

マンガ1冊=20〜30分の労働分。

カフェのコーヒー=20〜30分の労働分。

映画1本=1時間50分の労働分。

新しい洋服1着=3時間の労働分。

大学の講義1コマ=5時間の労働分。

実家までの新幹線代(往復)=20時間の労働分。

 

もはや何も欲しくなくなる。

サラリーマンの平均時給は約2500円程だから、

一般的な社会人ではもう少しましな数字にはなるだろうけど。

 

今後何か買うか否か迷った時は、

それを手に入れる為にそれと同等の労働と比較しようと思う。

 

 

4月23日/14日目達成。