やる気スイッチを押す言葉はどこにあるのか

今日から大学2年目の講義がスタートした。

1年の始めにも感じたことだが、講師が学生を子ども扱いし過ぎである。

 

まるで小中学生に語るように勉強の必要性を説いている・・・。

わざわざ仕事を辞めてまでこの席にいる私にとっては、

そんな無駄な話に時間を費やさず有意義な講義に入って欲しいと切に思う。

 

そして、こんなガキ扱いで今時の大学生は平気なのか?と不思議に思うが、

実際に半数以上もの学生が半年後の定期試験で追試になるのだから仕方がない。

 

しかし、ここで疑問に感じるのは、人にやる気を出させる言葉とは何か?

ということ。

 

私の通う大学のほとんどの講師が口を揃えて、

「そんなんじゃ試験は受からない。真面目にやれ。」

という否定的なアプローチ。

 

はて、次の言葉のどちらが人のやる気を引き出すだろうか?

A「君なら出来る!頑張って!!」

B「このままではダメだ。しっかりやれ!!」

 

個人的にはAが好きだが、ある雑誌で面白い記事を発見した。

 

COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2014年 03月号 [雑誌]より

『”褒めて伸ばす”なんて、諦めよう!』という記事。

 

えー、わたしー、褒められて伸びるタイプですー。

と文句をつけようとしたが、読んでみるとなるほどと納得。

 

例えば、褒め言葉のサンドイッチで相手に直して欲しい所を指摘するとする。

すると相手は都合の良い部分しか聞かず、「自分はよくやった」と感じ、

改善は望めないそうだ。

 

ではどうすればよいか。

その答えは「プラシング」。

あのピクサーが使っている手法で、

批判やダメ出しの代わりに、「もしも〜」「それで」を使うのだ。

 

「君のこの部分はいいね。

それじゃ、もしここをこう変えたらどうなるだろう?」

 

と相手に改善を考えさせる。

こうすることで、批判を中立的な意見へと変貌させられ、

「もっと良くする為には?」に繋げられる。

 

これはさっそく実践せねば!

いや、大学の講師に是非とも実践して欲しいものだ笑

 

「でも」より「もしも」。

日常でも応用したい。

 

 

4月8日/5日目達成。